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修了生・神原宏紀さんの研究成果が国際誌に掲載!

2026.04.16

お知らせ

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  • 改革03
本学大学院スポーツ学研究科を2024年3月に修了した神原宏紀さん(現:トヨタヴェルブリッツラグビーチーム S&Cコーチ)の修士論文が、査読付き国際学術誌「PLOS One」に掲載されました。
本研究は、女子バスケットボール選手を対象としたレジスタンストレーニングがスプリント・ジャンプパフォーマンスに及ぼす影響に関する研究成果として国際的に評価されました。


写真提供:トヨタヴェルブリッツ

【論文情報】
タイトル
Effect of different velocity loss thresholds during a resistance training program on jump and sprint performances in trained female athletes
著者
Hiroki Kambara ,Kazuhiro Sakamoto ,Yuya Watanabe ,Mitsuo Neya 
キーワード
Velocity Based Training, sprint performance, jump performance, female athlete
掲載ジャーナル PLOS One Published: April 13, 2026
https://doi.org/10.1371/journal.pone.0347298

【研究概要】
トレーニングされた女子大学バスケットボール選手15名を対象に、8週間・週2回の速度ベーストレーニング(VBT)を実施し、速度低下閾値を10%(VL10%)群と20%(VL20%)群で比較した研究です。対象種目はバックスクワットで、1RM、スクワットジャンプ、カウンタームーブメントジャンプ、10~20mスプリントを介入前後で評価しました。

主な結果
VL10%群ではスクワットジャンプ、10m・20mスプリント、1RMが有意に改善しました。VL20%群でも10m・20mスプリントと1RMは改善しましたが、スクワットジャンプの明確な改善は示されませんでした。一方で群間の交互作用は有意ではなく、優劣の断定には慎重さが必要です。
ジャンプや短距離加速の改善を狙う女子選手では、低い速度低下閾値(VL10%)の設定が有用な可能性があります。しかもVL10%群の反復回数はVL20%群の約52%で、少ない総量でも成果が得られる可能性が示されました。目的に応じてVLを使い分ける実践的価値があります。

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