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特色あるびわこ成蹊スポーツ大学の教育
研究活動について
教育・研究を支える機関
プロの現場で即戦力を目指す
プロスポーツ
コアチーム
主な内定先
プロスポーツコアチームは「プロのスポーツクラブに運営スタッフとして就職したい」という志を持つ学生から、書類選考と面接によってメンバーを選抜して結成します。
Jリーグ常務理事やBリーグチェアマンを経験してきた大河特別招聘教授が監修を務め、間野義之学長をはじめ、スポーツビジネス・メディアコースの教員が講師を担当。
クラブ運営だけでなく、プロリーグ全体を題材としたレクチャーを展開します。
サッカー、バスケットボール、野球はもちろん、あらゆるプロスポーツクラブで活躍するために必要な基礎知識や現場経験を得られる場を提供し、即戦力の人材育成を目指します。
連携する3つのプロチーム
滋賀レイクス
セレッソ大阪
SAGA久光
スプリングス
監修
大河 正明
プロフィール
京都大学法学部卒業後、三菱銀行(現・三菱UFJ銀行)に入行。
1995年、社団法人日本プロサッカーリーグに出向、総務部長。
その後、複数支店で支店長を勤めたのち、2010年に社団法人日本プロサッカーリーグに入社。
管理統括本部長やクラブライセンスマネージャー、常務理事などを歴任する。
その後、2015年からは公益財団法人日本バスケットボール協会の専務理事兼事務総長、その後公益社団法人ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ理事長(チェアマン)として新リーグ立ち上げを行う。
現在はびわこ成蹊スポーツ大学特別招聘教授、一般社団法人ジャパンバレーボールリーグ(JVL)業務執行理事(バイスチェアマン)などを務める。
講師
間野 義之
プロフィール
博士(スポーツ科学)。専門はスポーツ政策。1963年横浜市生まれ。1991年東京大学大学院修士課程修了後、三菱総合研究所でスポーツ・教育・健康政策の調査研究に従事。その後、早稲田大学スポーツ科学学術院教授やスポーツビジネス研究所所長を務める。経済産業省「地域×スポーツクラブ産業研究会」座長、スポーツ庁「スポーツ産業拡大に向けた潜在分野検討会」座長、スポーツ庁・経済産業省「スポーツ未来開拓会議」座長、東京オリンピック・パラリンピック組織委員会参与など多くの要職を歴任。
間野学長よりコメント
プロスポーツビジネスは、クラブ(球団)ビジネスに注目が集まりますが、スタジアム・アリーナビジネス、リーグビジネスの3つで構成されています。
最近では、長崎、広島、神戸などにも最新のスタジアム・アリーナが建設され、それらが魅力的なサービスを提供することで、スポーツビジネス全体が盛り上がりを見せてきています。
Bリーグ(バスケットボール)、Tリーグ(卓球)、リーグワン(ラグビー)、SVリーグ(バレーボール)などのリーグビジネスでは、クラブ数、ルール、試合数、日程、会場、権益などを管理しており、各クラブの収益の最大化を図っています。
プロスポーツビジネス全体を俯瞰し幅広く学ぶことで、新卒採用から幹部職員にまで成長できるための基礎をコアチームでつくりましょう。
スポーツビジネス・メディアコースの教員による特別講座の実施
プロスポーツクラブの運営に必要な基礎知識や社会人知識を学ぶ、特別講座を実施します。
プロスポーツクラブのインターンシップへ参加
プロスポーツクラブのインターンシップに参加できる機会を学生に提供し、運営スタッフを目指す上で必要不可欠な「現場経験」を養います。
プロスポーツ業界で活躍する
本学OB・OGなどによる特別講座の実施
プロスポーツの現場で活躍されている方を特別講師として招き、リアルな現場の業務内容などを学ぶ機会を提供します。
日本における
スポーツの変遷
リーグの仕事
経営戦略
マーケティング戦略
スタジアム
アリーナの変革
財務
ファイナンス
人事
組織ガバナンス
1期生 2025年卒
株式会社 川崎フロンターレ
木村 太一
スポーツを『支える』仕事の魅力を学ぶ
新卒でプロスポーツチームへの就職が決まりましたが、この道のりは簡単ではありませんでした。
大河特別招聘教授のもとで基礎知識を学び、多くのプロスポーツチームのインターンシップに参加しました。
活動の中で、スポーツを『支える』仕事の魅力を学ぶことができました。
今後はクラブを支える人材として全力で取り組んでいきます。
1期生 2025年卒
株式会社 川崎フロンターレ
木村 太一
1期生 2025年卒
株式会社 まちのミライ
吉田 早莉奈
新しい世界に踏み出す勇気をくれた場所
プロスポーツコアチームに参加したことで、『価値観』と『視野』の2点が大きく変わりました。
それまでの私は、自分のレベルを勝手に決めてしまうことが多かったのですが、クラブや業界について深く知る中で、新たな世界に自分から飛び込む勇気を持てるようになりました。
これは、大河特別招聘教授からの学びと、インターンシップでの経験があったからこそ得られた成長だと感じています。
また、インターンシップを通じて就職活動を進める中で、自分の魅力を的確に伝える力も身に付きました。
同じ目標を持った1期生の仲間たちのお陰で、常に向上心を持って取り組むことが出来ました。
1期生 2025年卒
株式会社 まちのミライ
吉田 早莉奈
1期生 2025年卒
一般社団法人 SVリーグ
渡邉 大陽
スポーツ業界で働くための土台を築く、大きな一歩
プロスポーツコアチームでの経験は、スポーツ業界で働くための土台を築く、大きな一歩になると確信しています。
財務の知識を大学で身につけたことで、クラブ経営全体を捉える視点が養われました。
その上で、Jリーグ、Bリーグ、SVリーグのクラブでインターンとして主にホームゲームの運営に携わり、現場のリアルをより深く理解することができました。
学びと実践が結びついたことで、「スポーツを通じて社会に貢献する」という使命を強く意識するようになり、現在もその経験が仕事に活きています。
1期生 2025年卒
一般社団法人 SVリーグ
渡邉 大陽
大河特別招聘教授よりコメント
現状、プロスポーツクラブは即戦力となれる人材を求めているため、運営スタッフのほとんどが中途採用です。
しかし、即戦力となれるだけの基礎知識や現場経験があれば、新卒でも就職できる可能性は十分あります。
今回結成したプロスポーツコアチームで、基礎知識や現場経験を積み、プロのスポーツクラブの関係者の方に“プロスポーツコアチームで学んできた学生は即戦力となってくれるな”と思ってもらえるよう頑張っていきましょう。