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特色あるびわこ成蹊スポーツ大学の教育
研究活動について
教育・研究を支える機関
間野義之学長による、「スポーツの未来を切り拓く」をテーマとする対談シリーズをお届けします。本シリーズでは、スポーツ業界をはじめ、教育、ビジネス、メディアなど、幅広い分野で活躍するゲストを迎え、彼らの専門的な視点からスポーツの変革とその可能性について語らいます。対談では、本学での学びや環境を活かした取り組みも紹介し、スポーツの未来に向けたさまざまな挑戦に触れています。実践的かつ多角的な視点が得られる内容となっていますので、ぜひご覧ください。
元プロ
野球選手
びわこ成蹊
スポーツ大学 学長
今回のゲストは、元プロ野球選手の鳥谷敬氏です。
びわこ成蹊スポーツ大学の環境や特色、社会貢献活動を続ける意義についてお話を伺いました。
鳥谷 敬(とりたに たかし)氏
元プロ野球選手
阪神タイガースと千葉ロッテマリーンズでの輝かしいキャリアを持ち、1939試合連続出場や13シーズン連続全試合出場など、数々の記録を打ち立てる。
UEFA専属マーケティング代理店「TEAMマーケティング」シニアバイスプレジデント
アジア・パシフィック地域統括責任者
びわこ成蹊
スポーツ大学 学長
今回のゲストは、UEFA専属マーケティング代理店「TEAMマーケティング」
シニアバイスプレジデントアジア・パシフィック地域総括責任者の岡部恭英氏です。
びわこ成蹊スポーツ大学の環境や特色、社会貢献活動を続ける意義についてお話を伺いました。
岡部 恭英(おかべ やすひで)氏
UEFA専属マーケティング代理店「TEAMマーケティング」シニアバイスプレジデント
アジア・パシフィック地域統括責任者
慶應義塾大学商学部を卒業後、ケンブリッジ大学でMBAを取得し、欧州サッカー連盟(UEFA)のマーケティング代理店「TEAMマーケティング」でアジア・パシフィック地域の統括責任者を務める。欧州サッカー連盟UEFAチャンピオンズリーグに関わった初めてのアジア人として、さらには唯一の日本人として、長年スポーツビジネスの現場で活躍している。
株式会社ポジティブCEO/デポルターレクラブ代表
びわこ成蹊
スポーツ大学 学長
今回のゲストは、株式会社ポジティブCEO/デポルターレクラブ代表の竹下雄真氏です。
びわこ成蹊スポーツ大学の環境や特色、パーソナルトレーナーとしての学生へのアドバイス等についてお話を伺いました。
竹下 雄馬(たけした ゆうま)氏
株式会社ポジティブCEO/デポルターレクラブ代表
早稲田大学スポーツ科学研究科修了。米シアトルでパーソナルトレーナーとしての技術を学び、帰国後、都内パーソナルトレーニングジムにて勤務。 2010年デポルターレクラブを立ち上げ、2020年にはデポルターレ・テクノロジーズを創設。2023年9月よりデポルターレクラブは麻布台ヒルズへと拡大移転。
長年に渡りトップアスリートをはじめ多くの著名人の肉体改造に携わった経験を活かし、現在は世界中の人の心身の健康をサポートするべく、事業を多岐に渡って展開中。
株式会社強者
取締役社長
びわこ成蹊
スポーツ大学 学長
今回のゲストは、株式会社強者 取締役社長の阿部 恭久氏です。
ヨーロッパにおける空手や国際審判員、びわこ成蹊スポーツ大学における空手の環境や特色についてお話を伺いました。
阿部 恭久(あべ やすひさ)氏
株式会社強者 取締役社長
早稲田大学大学院スポーツ科学研究科修了、早稲田大学スポーツビジネス研究所 招聘研究員、World karate federation、Member of Referee commission(世界空手連盟 審判委員会委員)競技活動を続けながら24歳で起業。フィットネスクラブ内にて子供の空手教室と整骨院を展開。24時間フィットネスジムの運営も行っている。
パフォーマンス
コーチ
びわこ成蹊
スポーツ大学 学長
今回のゲストは、パフォーマンスコーチ 飯田光輝氏です。
びわこ成蹊スポーツ大学の環境や特色、ゴルフビジネスについてお話を伺いました。
飯田 光輝(いいだ みつてる)氏
パフォーマンスコーチ
プロゴルファーを目指し中嶋常幸氏に師事、後にトレーナーの道へ。2008年から8年間、中島常幸・伊澤利光・小田孔明等様々なプロゴルファーをサポート。2014年からは世界最高峰のPGAツアーで松山英樹の専属トレーナーとして活動し、数々のツアー優勝、そして2021年マスターズで悲願のメジャー大会優勝に貢献した。
有限会社エクストレモ
代表取締役
びわこ成蹊
スポーツ大学 学長
今回のゲストは、有限会社エクストレモ代表取締役の我部乱氏です。
びわこ成蹊スポーツ大学の環境や特色、アドベンチャーレースの可能性についてお話を伺いました。
我部 乱(がべ らん)氏
有限会社エクストレモ
代表取締役
1998年に成蹊大学卒業後、JTBに入社。2002年、青年海外協力隊に参加。中米コスタリカで、村落の観光開発を実施する中、大自然を活用したアドベンチャーレースを2度開催。
帰国後の2005年、(有)エクストレモを起業。地域の自然資源の活用、地域交流を目的としたアドベンチャーレースを主催する。また、チームビルディングの要素を含むアドベンチャープログラムを独自で開発。企業研修や学校行事など、幅広く活用されている。
2012年には、早稲田大学大学院にてアウトドアスポーツにおける地域貢献をテーマとした研究も行う。第8回スポーツ振興大賞・受賞。スポーツ文化ツーリズムアワード2020・スポーツツーリズム賞受賞。
株式会社セレッソ大阪代表取締役社長
びわこ成蹊
スポーツ大学 学長
今回のゲストは、本学客員教授であり、株式会社セレッソ大阪代表取締役社長の森島 寛晃氏です。
びわこ成蹊スポーツ大学の印象や、プロスポーツビジネスの観点からみた本学での学び、社会貢献活動等についてお話を伺いました。
森島 寛晃(もりしま ひろあき)氏
株式会社セレッソ大阪代表取締役社長
広島市生まれ。1991年から2008年まで17年間、セレッソ大阪一筋の「ミスターセレッソ」としてチームを牽引した。J1通算318試合に出場し、94得点。日本代表としても国際Aマッチ64試合出場12得点と活躍。2002年FIFAワールドカップのチュニジア戦では、セレッソ大阪のホームでもある現在のヤンマースタジアム長居で記憶に残る1ゴールを挙げた。現役時代は「日本一腰の低いJリーガー」とも称され、現在でも「モリシ」の愛称で広く愛されている。引退後、サッカー解説のほか、クラブではアンバサダー、強化部長を歴任。現在は代表取締役社長を務める。
日本財団パラスポーツサポートセンター
パラリンピック研究会代表
びわこ成蹊
スポーツ大学 学長
小倉氏はびわこ成蹊スポーツ大学を初めて訪問し、自然豊かな環境と広々とした空間が印象的だったと語られました。
また、大学がパラスポーツの研究や教育に取り組む際には、地域全体でバリアフリーや共生社会の意識を高める
「モデルタウン」のような取り組みが理想的であると提案されました。
具体例として、比良駅のエレベーター整備を評価され、そのような地域資源を活用し、
障がい者スポーツやバリアフリーへの意識を高める活動を大学が主体となって推進してはどうかと助言されました。
また、国際的な視点から、海外のスポーツ大学との姉妹校関係を構築し、連携を深めることの重要性についても触れられました。
小倉 和夫(おぐら かずお)氏
日本財団パラスポーツサポートセンターパラリンピック研究会代表
日本財団パラスポーツサポートセンターパラリンピック研究会代表、国際交流基金顧問、全国農業会議所理事、青山学院大学特別招聘教授。1938年東京生まれ。東京大学法学部卒業、英国ケンブリッジ大学経済学部卒業。外務省文化交流部長、経済局長、外務審議官等、駐ベトナム大使、駐韓国大使、駐フランス大使、国際交流基金理事長を歴任。東京2020オリンピック・パラリンピック招致委員会評議会事務総長を経て、現職。国際関係関連の著書多数。
TMI総合法律事務所 パートナー弁護士
びわこ成蹊
スポーツ大学 学長
今回のゲストは、TMI総合法律事務所パートナー弁護士の水戸重之氏です。
キャンパスを初めて訪問された水戸氏は、琵琶湖や緑豊かな環境、グラウンドの美しさを称賛されました。
水戸氏は法律の専門家であり、大学の教育において競技力だけでなくチームワークやリーダーシップの重要性を指摘されました。
水戸 重之(みと しげゆき)氏
TMI総合法律事務所 パートナー弁護士
東京都墨田区生まれ。開成高等学校卒業 慶應義塾大学 法学部法律学科卒業。ニューヨーク州立大学 ニューポールズ校留学。 ニューヨーク大学留学。司法修習修了。弁護士登録(第一東京弁護士会・41期)。 西村眞田法律事務所入所。TMl総合法律事務所入所。中央大学法学部 兼任講師(~2007年)。 ミネソタ大学 ロースクール客員研究員。TMI総合法律事務所 パートナー就任。 慶應義塾大学法科大学院 非常勤講師(~2013年)。 慶応義塾大学 デジタルメディア・コンテンツ 統合研究機構(DMC)教授(~2007年)。 早稲田大学大学院 スポーツ科学研究科 非常勤講師。筑波大学ビジネス科学 研究科(企業法学専攻)非常勤講師。武蔵野大学法学研究科 客員教授。
株式会社日本政策投資銀行 常務執行役員
びわこ成蹊
スポーツ大学 学長
今回のゲストは、株式会社日本政策投資銀行常務執行役員の杉元宣文氏です。
杉元氏は、少子高齢化と地方創生の中で、びわこ成蹊スポーツ大学の活気と人材育成の重要性を強調し、特にスポーツを通じた礼儀やマナーの教育が社会に貢献できると述べられました。
また、杉元氏は2012年に「スマート・ベニュー研究会」を立ち上げ、当時スポーツビジネスがまだ注目されていなかった時代からスタジアム・アリーナ整備を推進してきたと回顧。間野学長が研究会に協力し、人的ネットワークの提供や教育観点での貢献が大きかったことを評価し、現在のスポーツビジネスの発展に寄与したと感謝を述べられました。
杉元 宣文(すぎもと のりふみ)氏
株式会社日本政策投資銀行 常務執行役員
熊本県熊本市生まれ。東京大学経済学部卒業。1988年、日本開発銀行(現・日本政策投資銀行)入行。2000年ハーバード大学国際問題研究所、2011年内閣府参与、2012年地域企画部担当部長、2015年経営企画部長を経て、2018年より常務執行役員。スポーツを活かした地域課題解決や地域活性化・地域創生へ向けて、国や地方公共団体、民間事業者、地域金融機関等と連携・協働しつつ、各種調査・情報発信やプロジェクト・メイキング支援などに幅広く取り組んでいる。スポーツ庁「スタジアム・アリーナ推進官民連携協議会」委員、(公財)東京オリンピック・パラリンピック組織委員会「街づくり・持続可能性委員会」委員等。
環境建築家・環境デザイン研究所会長
びわこ成蹊
スポーツ大学 学長
今回のゲストは、環境建築家・環境デザイン研究所会長 仙田 満氏です。
仙田氏を迎えた対談で、話題は「スタジアムシティ構想」について展開されました。
スタジアムを中心とした街づくりが、住民の地域への愛着や仕事への情熱を引き出す場になるのではないかと期待されています。
また、本学学生のようなコミュニケーション能力が高い人材が、仙田氏が設計したスタジアムシティで活躍し、街とスポーツをつなぐ存在になることを目指して、人材育成に力を入れていきたいと間野学長はお話されました。
仙田 満(せんだ みつる)氏
環境建築家・環境デザイン研究所会長
1941年横浜市生まれ。1964年東京工業大学建築学科卒業後、菊竹清訓建築設計事務所を経て、1968年に環境デザイン研究所を設立。以降、こどもの遊び環境を中心とした建築・環境デザインの研究と実践に尽力。東京工業大学名誉教授。日本建築学会会長、日本建築家協会会長、こども環境学会会長などを歴任。国際教養大学図書館や広島市民球場などで多数の建築賞を受賞。2013年、日本建築学会大賞を受賞。