2025.07.03
お知らせ
スポーツ学部,スポーツ学科,スポーツ政策・文化コース
- 6月29日(日)、高島市の安曇川総合体育館にて開催された「高島市炬火イベント~わたSHIGA輝く国スポ・障スポ開催100日前記念~」に、本学スポーツ政策・文化コースの2年次生(34名)が参加しました。
- この取り組みは、「基礎演習Ⅰ」の授業の一環として、高島市市民スポーツ課および国スポ・障スポ大会推進課と連携しながら、スポーツを通じた交流とまちづくりへの挑戦として進めてきたものです。
- 学生たちは、高島市で開催される国スポ・障スポ2025での実施競技である野球・ソフトボールをテーマに、体験型のブースを担当しました。
- また、高島市への想いや自身の目標をつづるメッセージカードをプラスチック段ボールで作成したメタセコイア並木に飾り付けるなどして、人口減少の課題を抱えた高島市を盛り上げる取り組みも行いました。
-
- ■イベントの目的と背景
- 本イベントは、学生が授業の中で高島市の現状や地域課題について事前に学び、その学びをもとに企画・運営したものです。特に「人口減少」という課題に着目し、スポーツを通じた地域活性化の可能性を探る取り組みとして実施されました。
- 学生たちは、「人交(大学生との交流)」「人行(スポーツを行う)」「人光(人びとの願いや想いをともす)」という3つの“ジンコウ”をキーワードに、解決策を見出す取り組みを行うことを構想し、3つのブースを企画・運営しました。
.png)
- ▲(写真左から)事前準備を行う学生たち、できあがった「メタセコイア並木」
-
- ■学生が企画・運営した3つの体験型ブース
- ① ストラックゲーム in 高島
- ストラックアウトと人生ゲームを組み合わせた体験型ゲーム。子どもから大人まで楽しめる内容で、会場は大いに盛り上がりました。
- ② 体力測定ブース
- 誰でも参加できる体力測定を実施。小・中学生には、現役の大学生がスポーツの楽しさや上達のコツを伝える交流の場も設け、健康づくりや運動への関心を高めるきっかけとなりました。
- ③ 「みんなで作ろう!メタセコイア並木」
- 高島市の魅力や将来の夢、国スポ・障スポで楽しみにしていること等をつづったメッセージカードを、学生が作成したメタセコイア並木に飾り付け。
- 参加者の想いが“光”となって並木を彩り、地域への愛着や希望を共有する温かな空間が生まれました。
.png)
- ▲(写真左から)「ストラックゲームin高島」ブース、「みんなで作ろう!メタセコイア並木」ブース
-
- 今回のイベントを通じて、学生たちは地域課題に向き合いながら、スポーツを通じた交流やまちづくりの可能性を体感しました。
- 今後も本学では、地域と連携した実践的な学びを大切にし、学生の成長と地域の未来に貢献してまいります。

-
- ■参加した学生のコメント
- 丸山 美海さん(スポーツ政策・文化コース 2年次生)
- 高島市には「高島で、だれもが・いつでも・気軽に」スポーツに親しめる生涯スポーツ社会の実現という基本理念があります。
- 今回、私達が行った体力測定は、だれでも、いつでも、気軽に行うことができるものなので、測定を通して運動を頑張ってみようと思う方が少しでも増えることで、高島市の課題解決に貢献できれば嬉しいです。
-
- 河原 光佑さん(スポーツ政策・文化コース 2年次生)
- 国スポ・障スポ開催100日前記念イベントでのブースを企画・運営する機会をいただき、準備の大変さと達成感の両方を経験することができました。
- 子どもたちが楽しそうに参加してくれた姿を見て、やってよかったと心から思いました。地域の人たちと関わる良い機会にもなり、貴重な経験になりました。
-
- 大竹 悠仁さん(スポーツ政策・文化コース 2年次生)
- 私たち3班が取り組んだことは、「みんなで作ろうメタセコイア並木」。びわこ成蹊スポーツ大学の学生と高島市の皆さんで創り上げるひとつの作品です。
- メッセージカードには、参加者の想いや願い、高島市の好きな所などを書いていただきました。
- 今回のイベントをきっかけに、これからも高島市の問題解決に微力ながら貢献できるように携わりたいです。